(1)はじめに | |||
電装系DIYに初挑戦される方は、真っ先に「バッテリーカットターミナル」を装着される事を強くオススメします。 電装系の作業(FUSEチェック含む)は、「バッテリーのマイナス端子を外してから行なう事」が基本中の基本であり鉄則です。どのような些細な電装作業であっても、バッテリーのマイナス端子を外した方が確実です。 「一瞬先は闇」という言葉がありますが、車の電装作業にはピッタリの格言です。電装系の失敗は、この基本を怠った事によるものが大多数を占めます。ただ基本ではあるものの、毎回マイナス端子を外していたのでは大変です。そこで登場するのが、「バッテリーカットターミナル」です。これを装着しておけば、つまみをひねるだけで「バッテリーのマイナス端子の切り離し」が容易に出来ます。超簡単なので切り離し作業も億劫になりません。 電装系DIYだけでなく、エアサスECUのリセットするときもバッテリーのマイナス端子を脱着しますが、そのような時も「バッテリーカットターミナル」があると非常に便利です。 費用的にも、700円前後のものですし、取り付けも非常に簡単です。 DIY派の方も、そうでない方にも、「バッテリーカットターミナル」を装着される事を強く推奨します。 ◆こちらで購入できます。 ・ヤフオク ・バッテリーカットターミナル(ASTRO PRODUCTS) |
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(2)ハンドツール | |||
ラチェットセットです。カー用品で1000円ぐらいで販売しているものです。ソケットだけは安物はボルト/ナットを舐めるので別途購入していますが、ラチェットハンドルは今だにこのセットを利用しています。 |
ラチェットハンドルです。 上から、 1/4"(6.35mm) 3/8"(9.5mm) 3/8"(9.5mm)ロング1/2"(12.7mm)です。 メインは3/8"ですが、力が要るとき3/8"ロングを使います。また意外に1/2"ハンドルも便利だったりします。jtはユニオン機構(プッシュボタンを押してソケットを脱着)なしタイプが好みです。 |
1/2"ロングスピンナーハンドル(下の2本40cmと64cm)です。足回り等で大トルクが必要な箇所で大活躍します。64cmを多用しています。 64cmは力はあまり必要ない代わりに、スピンナハンドルが湾曲するので折れそうでちょっと怖いです。(^^; |
トルクレンチです。上から、 3/8インチ(9.5mm)と 1/2インチ(12.7mm)です。 エンジン、足回り系のボルト/ナットは適正トルクで締めましょう。DIYされる方は是非揃えましょう。ハードケース付きがオススメです。 |
3/8"標準ソケットと、3/8"ディーブソケットです。 |
12角ソケットは舐めやすいので、jtは6角ソケット、フェイスキャッチタイプを使用しています。8mm〜19mm |
1/2"標準ソケットと1/2"ディープソケットです。8mm〜23mm |
3/8同様に、6角ソケット、フェイスキャッチタイプです。 ※12角ソケットは嫌いなので…( ̄ー ̄; |
ヘキサゴンソケットです。4mm、5mm、6mm、8mm、10mmです。 |
クローフットレンチです。高トルクは掛けられませんが、フューエルラインやブレーキライン等のパイプのジョイント部分のナットを回すのに便利です。同系にフレアナットレンチもあります。 |
ソケットのエクステンションバーです。上側が3/8"用7.5cm,15cm,25cm、下が1/2"用です。15cmを多用しています。 |
ホイール脱着用でおなじみのクロスレンチとテコレンチです。クロスレンチはよく使う21mmにマーキング(ハーネステープを巻くだけ)しておくと毎回迷わなくて便利です。 |
テコレンチは伸ばすとこれだけ伸びます。ホイールナットが固くて外れない時に使用します。カーショップ等で時々トルクを意識しない(異常トルク)でナットを締められたりすることがあります。jtはショップに車を預ける時は必ずトルク指定(103N・m)します。 |
ロングストレートメガネレンチです。上から 17x19mm 全長405mm 14x17mm 全長370mm 12x14mm 全長330mmです。 一番下はオフセットメガネレンチ10x12mmです。 ※一番上は40cmスピンナーハンドルです。大きさ比較用 |
スパナ各種(ダブルオープンエンド)です。多用はしませんが、パッド交換時にキャリパーのピンを外す時に使用します。 |
ちょっと大きめのモンキーレンチです。真ん中の2本は300mmタイプです。タイロッドエンドを回したりする時に便利です。 一番下はよくある小型モンキーレンチです。 ※一番上は40cmスピンナーハンドルです。大きさ比較用 |
ドライバ各種です。小さいネジはドライバセットを利用しています。ロングプラスドライバが便利です。プラスは全て2号です。(セット除く) |
左から、ニッパ、ラジオペンチ(ラジペン)、ペンチ、オフセットラジペンです。ニッパ、ラジペンは多用します。 |
貫通ドライバです。柄をハンマーで叩く事でネジにショックを与え緩めることができます。 |
オフセットドライバです。狭いところでのねじ回しなどで重宝します。たとえばフロントフェンダモール脱着時に必要になります。 |
バイスプライヤです。握りしめた状態を手を離しても保持することができます。 |
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(3)SST(SpecialServiceTool)…特殊工具のことです | |||
タイロッドエンドプーラーです。 タイロッドエンドセパレーター、タイロッドエンドリフター、タイロッドエンドリムーバー、ボールジョイントプーラー等とも呼ばれます。 |
左下がトヨタ純正ボールジョイントプラー(品番09628-62011 6200円)です。トヨタ純正はオススメです。ロワボールジョイント交換時はトヨタ純正じゃない歯が立ちませんでした。 |
2本爪ギヤプーラー100mmです。 |
3本爪ギヤプーラー75mmです。 |
車高調レンチです。これも一応SSTです。最近はラチェットハンドルにジョイント可能なタイプもありますね。ロワシート固定の"コツ"は締めすぎない事です。(^^) |
スプリングコンプレッサーです。サスの脱着に使用します。 ※まだ使ったことないです。 |
こちらもスプリングコンプレッサーです。小ぶりなタイプです。サスの脱着に使用します。※まだ使ったことないです。 |
ワンウェイ(ワンマン)ブリーダーです。ワンウェイバルブ(逆流防止弁)付きのため、ブレーキのエア抜き/交換が1人で出来ます。 |
プラグレンチです。長さは20cmぐらいのものが丁度だとおもいます(写真の物は長すぎた)。ポイントは磁石付きのものを選びましょう。写真下のプラグソケットはオススメしません。プラグソケットにはエクステンションが必須ですが、ユニオン機構がないので、プラグ脱着時に外れてしまいます。 |
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(4)電工ツール ※電装をイジるときは、バッテリーのマイナス端子を切り離すのは鉄則です。失敗例の多くはこれを怠った事が原因です。 |
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バッテリーカットターミナルです。簡単にバッテリーのマイナス端子を切り離せます。電装DIYされる方は、装着される事を強くオススメします。 |
ケースと電工ペンチです。ケースには電工パーツを整理して!?入れてあります。 |
愛用!?電工ペンチです。 |
取っ手が薄いと力を掛ける時に手が痛くなるので、取っ手が厚めのものを選びましょう。 |
エーモン製配線コード各種です。色数が少ないのが玉にキズです。 |
エーモン製配線コードは、色が少ないので、最近は写真の自動車用電線(AVS-0.5)をしています。10色を使い分けています。配線コードの太さの記号、使用可能電力 |
エレクトタップです。左の3つは最も普及しているAMP製のです。右端は3M製です。 注意…エレクトタップを過信してはいけません。特に一枚歯タイプは接触不良が起きやすいので注意ください。 |
AMPエレクトタップ青…適応電線=1.25sq-2.0sq(AWG16-14) 型番171404-1 一枚歯の為、接触不良が起きやすいです。 |
AMPエレクトタップ赤…適応電線=0.5sq-0.85sq(AWG20-18) 型番171425-1 一枚歯の為、接触不良が起きやすいです。 |
AMPエレクトタップ白…適応電線=0.18sq-0.36sq(AWG24-22) 型番177766-1 2枚歯なので接触不良しにくいです。細線用ですが、適用範囲が事実上広いため、最近はこれを多用しています。 |
3M製エレクトタップです。 2枚歯なので接触不良しにくいですが、メンテナンス性が悪いのが玉にキズです。 |
最近はAMP製エレクトロタップ白色を愛用しています。 ちなみに、AMPエレクトロタップには、"黄色"もあります。 →AMPエレクトタップ黄…適応電線=4sq-6sq(AWG −) 型番735411 |
ギボシ端子です。 |
ギボシ端子です。今だにスリーブの入れ忘れが時々あります。(^^; |
平型端子です。スイッチ端子と接続するときに使用します。 |
防水スリーブ付クロメート処理ギボシ端子です。 |
防水スリーブ付クロメート処理ギボシ端子です。 |
ダブルギボシのメスです。 |
ダブルギボシ(メス)に対し、通常のギボシ(オス)x2を接続できます。配線分岐に便利です。 |
ジャンプワイヤーです。ありそうで意外に手に入らなかったりします。動作確認テスト等に便利です。 |
(5)配線、結束 | |||
ハーネステープです。ビニールテープではありません。ビニールテープは時間が経つとベトベトになりますが、このテープはベトつきません。大量に保有しています。一度使うとビニールテープは使用できません。純正配線コードにまいてあるテープって、べとつかないですよね?あれもハーネステープです。 |
タイラップです。大量に使用するので、もっぱらダイソー製です。( ̄ー ̄; 写真は15cm/20cm/25/30cmですが、もっと短いものもあります。場所なよって使い分けます。タイラップは半永久ではありません。風化して切れるものです。重要部分は2重3重に締めましょう。 |
ねじらー(商品名)です。名称が不特定なので、呼び名に困りますね。(^^;ねじるタイプの結束バンドです。 |
配線通し(配線ガイド)です。配線コードをグロメットなどに通す時に使用します。これも電装作業には必須です。 |
コルゲートチューブです。ダイソー製です。( ̄ー ̄; |
スパイラルチューブです。 ダイソーに行く度に、根こそぎ買い占めてきます。( ̄ー ̄; |
隙間テープです。一旦異音が発生すると、原因を突き止めるのは非常に困難です。そのため異音の原因になりそうな部分は徹底的に隙間テープは貼りまくっています。ちなみにこれもダイソー製です。( ̄ー ̄; |
すきまパテです。エアコンダクトによく使われている"粘土"です。いつまでも硬化しないので、脱着機会の多い貫通穴には便利です。グロメットの穴を塞ぐのに使用しています。 |
ダグインデックスです。ケーブルタグとして使用しています。施工した本人でも、しばらくすると判らなくなるので、配線の行き先等タグを張ることをオススメします。 |
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(6)計測機器、テスター | |||
検電テスターです。DIY電工いじりには必須です。検電テスターのつかいかた |
各種テスターです。 |
10年来愛用しているデジタルボルトテスター(通称デジボル)です。オートパワーOFFが付いていないのが欠点ですが、コンパクトなので使い勝手のよさは抜群です。 |
デシタルマルチメーターです。 |
多機能デジタルマルチメーターです。通常のテスター機能(*1)の他にコンデンサ(pF)、周波数測定(Hz)、デューティ測定(%)、照度(Lux)、温度計(℃)、湿度計(%RH)、騒音計(db)も持っています。オートパワーオフ付きです。 *1 DC電圧(V)、DC電流(A)、AC電圧(V)、AC電流(A)、抵抗(Ω)、導通試験 |
温度、湿度、騒音、照度はこの部分のセンサーによって測定されます。 |
温度計(℃)単位:1℃ |
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温度計(℃)単位:0.1℃ |
湿度計(%RH) 現在の湿度は73.6%でした。 |
騒音計(db) |
照度計(Lux) |
アイドリング状態で騒音を測定してみました。73.7dbでした。 |
直流電流測定できるクランプメータです。 VC3266D(写真下)は、DC/AC電流、DC/AC電圧、抵抗、ダイオード、導通、静電容量、周波数の測定が可能です。VC3266D+(写真上)はVC3266Dの後継機で直流自動"0"調整、自動レンジ機能が追加されています。 |
クランプメーターとは、回路を切断することなく電線をクランプ(はさみ込む)するだけで、通電状態のまま電流を測定することができるテスターです。クランプメータVC3266+でアイドリング状態で車両全体の電流量を計測しているところです。現在20.38Aです。この値はリアルタイムに変化します。 |
レーザーマーカー付きデジタル放射温度計(非接触赤外線表面温度計)です。 離れたところから温度のピンスポット計測が可能です。 ブレーキローター、パッド、触媒、タイヤ等々温度測定に便利です。 |
小さい穴はレーザーポインタです。ターゲットをロックオンします。 |
測定温度表示部 |
パワステポンプリザーバの温度計測してみました。リザーバのレーザーマーカに注目。測定値は50.5℃でした。 |
トヨタ ダイアグノーシステスターS2000です。たまたま触れる機会がありました。詳細はこちら |
エアゲージとエアプレッシャー(空気入れ)です。常時車載しこまめに空気圧チェックしています。 |
タイヤ磨耗計です。300円程度のものなので複数個購入し1つは常時車載してあります。 |
写真のようにてタイヤの山の高さ(溝の深さ)を計測します。新品タイヤの山は8mmです。 |
超音波距離測定器です。 |
こんな風に超音波で距離を測定することができます。 |
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(7)電動工具等 | |||
電動ドリルです。 |
ジグゾーです。木材や軽金属を切断・加工する事が出来ます。 |
ヒートガンです。まともにプラスチックに当てるとプラスチックが溶けるので注意。 |
サンダー(グラインダー)です。 |
半田ごて類です。 |
インパクトレンチ(無断変則機構付)です。最大トルク200N・mと強力なタイプです。 |
スチームクリーナーです。写真のものは水タンク1.7Lの大容量タイプで30分以上連続使用が可能です。 |
スチームクリーナーは、油汚れの洗浄に威力を発揮します。写真はホイールに吹きかけていますが、足回り、シャシー、エンジンルーム等の洗浄に適しています。 |
(8)その他 | |||
ローダウン油圧ジャッキとリジッドラック(通称ウマ)です。他にもパンタグラフジャッキ(純正ジャッキ)も2ケ所持しています。油圧ジャッキとパンタグラフは状況によって使い分けています。ジャッキアップ時にウマとホイールストッパは必須です。 |
ホイールストッパ(車輪止め)です。写真奥2つは純正品、手前2つは汎用品です。面倒くさがらずジャッキアップ時には必ず使用しましょう。 |
カースロープです。車体下に潜る作業でホイールを外す必要がない時(マフラー交換など)にはとっても便利です。ただ車高の関係でフロントは使用できませんが、、、、(^^; |
夜間作業には欠かせない、投光器(作業灯)です。ハロゲン灯タイプ、蛍光灯タイプを併用使用しています。 |
上から、ノギス、メジャー、コンベックスメジャーです。 メジャーはいろんなところに常備しています。( ̄ー ̄; |
各種クリップリムーバー(内装剥がし)です。プラスチック製リムーバもいいけど、金属製リムーバはねリテーナクリップ(固い)を抜く時などは断然作業効率が上がるので重宝します。 |
フェンダー保護カバーとブルーシート(敷物)です。 車体下に潜る時等はもっぱらブルーシートを敷いて潜っています。 寝板で潜れるほど車高を高く上げられないので、寝板は準備していません。保管場所にも困りますし、、、、 |
フェンダー保護カバーは整備作業中にボディにキズが付かないように保護する事が目的です。マグネット付きなので、ずり落ちる事もありません。 |
万力です。ブレーキシリンダーのピストン押し戻しの時に利用しています。手動でも押し戻せるけど… |
各社ケミカル類です。ブレーキクリーナ、パーツクリーナ、KURE556、設定復活剤、シリコングリースメイト、グリースメイト、エンジンコンディショナー、レクトラクリーン、エンジンルームクリーナー等 |
シリコンオフです。塗装、両面テープ貼付下地処理、塗装前の脱脂に多用しています。 特に両面テープは貼り付け面に油脂成分が残っていると貼力が大幅に低下しますので、シリコンオフによる脱脂をオススメします。 |
両面テープ類です。両面テープはやっぱ3M製が一番ですね。高いけど…(^^;;; どうでも良いところは時々ダイソー製を使用しますが、後から剥がそうとするとすぐにボロボロ(風化)になるのであまりお奨めしません。 |
LEDライト(懐中電灯)です。52LEDと100LEDだったと思います。省電力だから長時間点灯させることが出来るのはホント便利ですね。 |
jt愛用のコンパウンドです。 3種類の番目のコンパウンドと、それぞれにミニスポンジが付いているところがポイント高いです。また、パッケージもそのままケースとして使用できます。トライアルセットなんですが、数セット購入してあります。 |
膝当てです。膝を着いて作業することが多いので、これは重宝します。 |
寝板です。車体の下に潜ったり横になる状態が多いときは、あると便利です。 |
ファンネル(ジョウゴ)とスポイトです。ウインドウォッシャ補充やブレーキフルード交換時等に使用します。 |
くじりです。穴を広げるのに使用しています。 |
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おまけ | |||
ホイールスペーサです。2、3、4、5、6、8、10mm |
ワイドトレッドスペーサです。 10mm(手前左),15mm(奥の2つ),25mm(手前右)です。 |