ETC車載機の装着(後編) | ||
(031)エンジンルーム内のスピードコントロールアクチュエーターカバーを外します。 |
(032)配線ガイドを使い、ETCアンテナ線を配線ガイドのクリップ部にビニールテープで固定します。 |
(033)配線ガイドを引っ張り、ETCアンテナ線をグロメットまで配線します。 |
(034)エンジンルームからグロメットの所まで配線した状態 |
(035)エンジンルーム側グロメット |
(036)次にグロメットを通して室内に配線します。アンテナ線はまだ仮止めにしておきます。 |
(037)予めカッター等でグロメットに切り込みを入れておき、配線ガイドを通します。 |
(038)運転席足元奥に、配線ガイドが見えます。写真の方向に通すにはちょっとしたコツが必要です。 |
(039)ETCアンテナ線を通します。配線ガイドから外れないように、アンテナ線をビニールテープで固定します。 |
(040)押し込んだり、引っ張ったりして配線ガイド(矢印)を通して行きます。 |
(041)押し込んだり、引っ張ったりして配線ガイド(矢印)を通して行きます |
(042)もう少しでグロメットを通過です。結構力が必要です。 |
(043)無事に室内に配線出来ました。 〜おまけ〜 緑枠は、ヒューズボックスです。今回使いませんでしたが、取り出しヒューズを使って簡単にACC/常時等の電源を取り出す事ができます。 |
(044)ACC電源(MOBE-201は常時電源不要)を取ります。僕はSTARBOハーネスのACCより分岐させました(○印) |
(045) |
(046)アース端子(ボディアース)はここ(○印)から取りました(3本の内1本がETC用です。他の2本は他の機器のもの) |
(047)電源関係の配線が完了したら、この状態でバッテリーを接続し、イグニジョンON(ACC)で正しく電源が供給されるか、検電テスターを使い確認しておきます。 |
(048)あとは簡単です。ETC本体とアンテナを配置するだけです。組み立て・仕上げに入ります。まずエアコンダクト(ヒーターTOレジスタNo.2)を取り付けます。 |
(049)その他の配線状況(左) |
(050)その他の配線状況(中央) |
(051)その他の配線状況(右) |
(052)温度センサー!?をロワーパッドに取り付けます。 |
(053)フューエルリッドオープナー、ラゲッジドアオープナースイッチのコネクタをロワーパッドに接続します。 |
(054)ロワーパッドをネジ5本で固定します |
(055)エンジンフードレリーズレバー(ボンネットオープナー)を取り付けます。 |
(056)アウターミラースイッチに3つのコネクタを付けて取り付けます。 |
(057)コインボックス、キーシリンダパッドも取り付けます。 |
(058)アンダーカバーにダイアグノーシス用コネクタをねじ込みます。 |
(059)カーテシランプを取り付けます。 |
(060)運転席アンダー部のの配線完了 |
(061)ETC車載機はここに置く事にしました。クリーナーで油分を除去しておきます。 |
(062)曲面に取り付けるため、附属のステー(曲面対応プレート)をこのように曲げました。 |
(063)ピッタリフィットしました。 |
(064)ETC車載機にアンテナ線、電源線を付けて装着します。 |
(065)あとは仕上げです。グロメットに開けた穴を防水加工(シール)しておきます。 |
(066)粘土状不乾性シール材ですので、パテのように固まることはありません。(エアコンダクトでよく利用されています) |
(067)グロメットに隙間が出来ています。 |
(068)水が入らないように防水加工(シール)しておきます。 |
(069)水は配線を伝って入り込むため、配線に弛み(たるみ)をつけておきます。 |
(070)ETCアンテナはバンパー上に設置することにしました。ケーブルはエンジンルーム脇を配線しました。 |
(071)アンテナはGPSアンテナの側は良くないので、バンパー部に配置しました。 |
(072)yoshinoriさんの真似ともいいます(^^;; |
(073) |
(074) |
(075)スピードコントロールアクチュエーターカバーをはめ込みます。 |
(076)完成です。(洗車していないので汚いです) |
(077)完成です。 |
(078)ETC車載機を外から |
作業時間 | 4時間(写真取りながら) |
満足度 | 80点 ★★★★★★★★☆☆ |
ETCゲート通過模様 | 動画作品『初めてのETCゲート』はこちら |
装着した感想 | この後、カー用品店に行って車載機のセットアップを行ってもらいました。 セットアップ費用は全国一律3150円(税込み)です。ついでにETCテスターで動作チェックを行ってもらいました。 セットアップは問題なく終わったのですが、ETCテスターで問題が発生しました。アンテナの真上からのチッェクOKなんですが、すこし角度が付くとNGとなります。 よく取付説明書を調べてみると、『ETCケーブルもGPSアンテナのケーブルに近づけないように』とあります。アンテナの位置は離して設置しましたが、ケーブルはグロメット付近でETCとGPSアンテナはピッタリくっ付いています。 皆さんは、ETC取り付けるときにGPSアンテナ、ケーブルには注意してください。 手続きミスもあって、装着してから2ヶ月後にようやく届きました。 |
Q&A (2004/4/20) |
三菱重工ETC車載器カスタマーセンターから大変丁寧なご回答を頂きました。(下記は要約版です) ■[質問1]ETCアンテナとGPSアンテナ、および配線が近すぎると、なぜ良くないのか? ⇒ETC車載器側には影響はない。 ⇒GPSアンテナ側が、ETCアンテナからのノイズを拾い、GPSアンテナ機器側に影響(位置認識性能低下)が出る。 ■[質問2]「ETC車載機の電源はイグニッションから採らないように」とあるがその理由は? ⇒イグニション系統の性質から回転体やスパークの発生により電気的ノイズや電圧変動を伴い易いので、その影響を回避するため ■[質問3]斜めからのETCテスターチェックについて マイクロニクス社製テスターによるETC車載器の試験方法は、「ETC車載器の正面から1m離れたところで、テスターのアンテナ面をETC車載器のアンテナ主軸線上に直角にかざす」です。角度をつけた試験は正式な試験方法にはなっていないため、参考程度にしかならないとのことです。 |