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UCF11前期エアサスシステムダイアグノーシスコード確認

本資料は修理書データですが、ご自身で点検なさる場合は自己責任でお願いします。尚、本資料はUCF11前期のものです。

ダイアグノーシスコード読み出し方法
1 エアサス制御スイッチをONにする(確認する)

2 イグニッションスイッチをOFFにする
3 TDCL(TOTAL DIAGNOSTIC COMMUNICATION LINK)
のTc-E1端子を短絡する

4 イグニッションスイッチをONにする
5 コンビネーションメータのHEIGHT(NORM)インジケータが点滅します。
この点滅周期を読み取ります。(ダイアグノーシスコード)

※同一ダイアグノーシスコードを繰り返す場合は、4.5秒の間隔をおいて出力されます。
※複数のダイアグノーシスコードを出力する場合は、コードの間隔が2.5秒となります。
※異常個所が複数存在する場合は、コードNo.の小さいものから出力されます。



ダイアグノーシスコード

※同一ダイアグノーシスコードを繰り返す場合は、4.5秒の間隔をおいて出力されます。
※複数のダイアグノーシスコードを出力する場合は、コードの間隔が2.5秒となります。
※異常個所が複数存在する場合は、コードNo.の小さいものから出力されます。
コードNo 診断項目 HEIGHTインジケータの点滅周期

@…0.5秒
A…1.5秒
診断内容 エラー発生時の制御
減衰力 ばね定数 車高制御
正常(0.25秒周期で点滅) 0.25秒周期(無限回) 正常
11 ハイトコントロールセンサー系統 フロント右 1回→1回 ハイトコントロールセンサー系統断線、ショート 停止 停止 停止
12 フロント左 1回→2回
13 リア右 1回→3回
14 リア左 1回→4回
21 サスペションアクチュエータ系統 フロント 2回→1回 サスペションアクチュエータ系統断線、ショート 停止 停止
22 リア 2回→2回
31 ハイトコントロールバルブ系統 フロント 3回→1回 ハイトコントロールバルブ系統断線、ショート 停止 停止 停止
33 リア右 3回→3回
34 リア左 3回→4回
35 エアソレノイドバルブ系統 3回→5回 エアソレノイドバルブ系統断線、ショート 停止 停止 停止
41 ハイトコントロールリレーNo.1系統 4回→1回 ハイトコントロールリレーNo.1系統断線、ショート 停止 停止 停止
42 ハイトコントロールコンプレッサモータ系統 4回→2回 ・コンプレッサモータ系統断線、ショート、
・コンプレッサモータロック
停止 停止 停止
51 ハイトコントロールリレー連続通電(8分30秒以上) 5回→1回 ・配管など大量エア漏れ、コンプレッサ不良
・ハイトコントロールバルブおよびエアソレノイドバルブ閉じ不良
・エアライン異物混入
・ハイトコントロールセンサーリンク調整不良などによる誤信号(車高信号)
停止 停止 停止
52 エアソレノイドバルブ連続通電(6分以上) 5回→1回 ・配管異物かみ込み(排気不可)
・排気しても車高が上がらない場合(脱輪など)
・エアライン異物混入
・ハイトコントロールバルブ開き不良
停止 停止 停止
61 サスペションコントロールコンピュータ不良 6回→1回 サスペションコントロールコンピュータ内部不良 停止 停止 停止
71 サスペションコントロール ON/OFFスイッチ「OFF」状態

※トランク内左側
7回→1回 停止 停止 停止
72 エアサスヒューズ断線 8回→1回 エアサスヒューズ断線

※バッテリーの隣のJ/B No.2内
停止 停止 停止