ブレーキは *重要保安部品* です。本レポートを参考(掲示板情報含む)にご自分で交換なさる場合は、自己責任でお願いします。尚、ご自身で交換された場合は、点検整備の記録と保存が義務づけられています。(整備手帳に、日付、氏名、作業内容を記載) |
商品名 | ディスクブレーキパッド(一般仕様) | |||||||||||||||
メーカー | 冨士ブレーキ工業株式会社 | |||||||||||||||
型番 | AFP225 | |||||||||||||||
製品仕様 | 一般仕様です。スポーツパッドではありません、、、、 | |||||||||||||||
価格 | 3,000円ぐらい | |||||||||||||||
購入先 | 個人取引 | |||||||||||||||
動機 | 1年前に、リアのブレーキパッド残量が5mmぐらいだったので、そろそろ交換時期かな〜と | |||||||||||||||
取り付け | 自分で装着 | |||||||||||||||
関連HP | ・SEI住友電工 ・ENDLESS ・ディスクブレーキの専門用語 |
|||||||||||||||
準備品 | ブレーキパッド以外に準備したもの
|
【右リア】ブレーキパッドの交換 | ||
ハイトコントロールスイッチをOFFにします。 ※作業完了後にはONに戻します。 |
ホイールナットを緩めます。 |
ジャッキアップしてホイールを取り外します。 |
丸印がブレーキキャリパです。 |
円盤状のものがディスクプレーキローターです。 |
14mmと17mmのレンチを使って、 シリンダースライドピンのボルトを外します。リアは上側のシリンダースライドピンボルトを外した方が作業がやりやすいです。(後で気が付いた、、、) |
シリンダースライドピンのボルトを抜きます。 |
ディスクプレーキシリンダーを持ち上げます。下側を開けた場合、ブレーキホースがアームに引っかかり(□部分)持ち上げ難いです。上側から開けた時は問題ありません。 |
ディスクブレーキピストンが見えます。この部分だけがフロントブレーキと異なる部分です。フロントブレーキ のピストンは2POT(ツーポッド)になっています。 |
ディスクプレーキシリンダーを持ち上げると、ブレーキパッドが見えます。 |
ディスクプレーキシリンダーを持ち上げた状態の上方写真です。 |
内側のディスクブレーキパッドです。 |
ブレーキホースがアームに引っかかり、持ち上げ切れない為、フロアジャッキのアームを支持棒にしました。上側から開けた時は不要です。 |
アンチスキールスプリングを取り外します。 |
アンチスキールスプリングを取り外します。 |
外側のブレーキパッドを外します。 ※ペンチを使う必要は有りません |
内側のブレーキパッドを外します。 ※ペンチを使う必要は有りません |
上が新品パッドで、下側が古いバッドです。古いパッドの摩擦材部分の厚みは、まだ5mmぐらい残っていますが、早期交換する事にしました。 一般的には、残り3mmぐらいが交換時期です。 |
上は古いパッド、下が新品パッド |
新品パッドの摩擦材両脇を、ヤスリで面取りしておきます。僕は、ほんのちょっとだけにしておきました。 |
上は古いパッド、下が新品パッド。 古いパッドの金具は流用します。 |
ブレーキクリーナーです。 |
ブレーキクリーナーでパッド/金具を洗浄します。 |
ローター、ピストン、マウンチング、シリンダー等を洗浄しておきます。 |
ブレーキクリーナーでパッドを洗浄します。 |
ブレーキの鳴き止め用グリースです。 ※シリコングリースでも代用可能です。 |
ブレーキの鳴き止め用グリースです。 |
適当なヘラを使い、鳴き止めグリースをパッドの裏面に薄く塗布します。 |
パッドの両脇(□の部分)にも、鳴き止めグリースを塗布します。 |
まだグリースの塗布量が多いかな、、、 |
パッドの両脇(□の部分)にも、鳴き止めグリースを塗布します。 |
アンチスキールシムNo.1(鳴き止め用シム)の両面にも、鳴き止めグリースを薄く塗布します。 |
アンチスキールシムNo.1の片面です。折り返し(ツメ)の内側にも塗布します。 |
アンチスキールシムNo.1の片面 |
アンチスキールシムNo.1を装着します。 |
摩耗センサー(可聴式)です。正式にはPWI(パッドウエアインジケータ)プレートと呼びます。 |
PWIプレート(摩耗センサー)を装着します。※装着は何時でもよいです |
今見ると、PWIプレートがちょっと変形してますね。また調整しないと、、、 |
アンチスキールシムNo.2の両面にも、鳴き止めグリースを薄く塗布します。折り返し(ツメ)の内側にも塗布します。 |
アンチスキールシムNo.2の両面にも、鳴き止めグリースを薄く塗布します。 |
アンチスキールシムNo.2を装着して、1組の鳴き止めグリース塗布&パッド組上げ完了です。 |
□部分は、ブレーキオイルリザーブタンク(マスターシリンダーリザーバ)です。 |
ブレーキオイルリザーブタンク(マスターシリンダーリザーバ)が、ピストン押し戻し時に溢れないように残量を確認しておきます。 |
古いパッドの磨耗していた分、ピストンは突出しています。パッド交換時には、突出しているピストンを手動で押し戻してやる必要があります。 押し戻さないと、突出した部分がパッドに当たり、ディスクプレーキシリンダーを閉じる事が出来ません。 |
ピストンを押し戻し用の工具として、 C型クランプと、家に合あった適当なステーを利用しました。ステーはピストンにキズが入らないようにするためのものです。 |
C型クランプです。 100円ショップダイソーで購入しました。C型クランプを使って、ピストンを押し込みます。 |
C型クランプとステーを、このようにピストンに組み合わせます。 |
古いパッドの磨耗していた分、ピストンは突出しています。(写真内図) このままだと突出した分が、新パッドに当たるため、ディスクプレーキシリンダーを閉じる事が出来ません。 |
C型クランプ裏側です。 |
C型クランプをボルトをねじ込み、ピストンを押し戻してやります。 それほど重くはないので、ステーを手やラジペン等でも押し戻せると思います。 |
ピストンを押し戻しました。一つ上の写真と比較してください。 |
ピストン押し戻した事により、ブレーキオイルリザーブタンク(マスターシリンダーリザーバ)が、溢れていないか確認しておきます。 |
ブレーキクリーナーでピストンを洗浄しておきます。 |
|
パッドサポートプレートです。 |
パッドサポートプレートです。 ※深い意味はないです、、、(^^; |
外側に新しいバッドを装着します。 |
内側にも新しいパッドを装着します。 |
内側/外側パッド共に、PWIプレート(摩耗センサー)は、下側に位置するように装着します。 |
|
内側/外側パッド共に、PWIプレート(摩耗センサー)は、下側に位置するように装着します。 |
アンチスキールスプリングを取り付けます。 |
アンチスキールスプリングを2本とも取り付けます。 |
外側から |
内側から |
|
シリコングリースです。ゴム部分にも塗布できるグリースで、スライドピンやピストンに塗布します。正式?にはラバーグリース(ゴム専用)を塗布する事になっているのですが、ラバーグリースは入手困難ですし、現在はディーラーでもシリコングリースを使っているそうです。シリコングリースは、パッドの裏面グリースとしても利用できるマルチグリースです。 ※ブレーキのオーバーホール時以外は必要ないかも。 |
シリコングリースを、ディスクブレーキピストンの周り(シリンダーブーツ、ピストンシール)にスプレー塗布しておきます。 |
シリンダスライドピンを手で押し込んでおきます。 ※押し込んでおかないと、ディスクブレーキシリンダーを閉じる時に当たってしまいます。 |
ディスクブレーキシリンダーを閉めます。 |
||
パッド残量確認用の点検窓です。 |
||
シリンダースライドピンのボルト差します |
シリンダースライドピンのボルトを締めつけます。 |
上下のシリンダースライドピン、ブシュ付近に、シリコングリースを、塗布(スプレー)しておきます。 ※すみません気休めです、、、(^^;; 外から吹いてもあまり効果ないです、、、、 |
ディスクブレーキパッドの交換が完了です。 |