□投稿者/ Yamae 大司教(176回)-(2013/05/04(Sat) 09:13:39) [ID:kKC0eJKn]
| 県名/補足(年式,Grade):[愛知 H10 C]
2013/05/06(Mon) 08:36:23 編集(投稿者)
メタルさんがすでに書かれているとおりですが、電気回路的に細かく書くと、 単三乾電池は、内部抵抗が大きく、0.1Ω近くはあります。E=IR のオームの法則に従って、計算すれば、8A×0.1Ω=8V もの電圧降下が起きます。 これでは、バラストが機能しきらないことになります。尚、8Aというのは、バラストに流れる初期電流の実測値です。
また、LEDは発光効率が良いため、電流が電球より遥かに少なくて済み、電流値で検出をしている、ランプフェイルヤー回路 が、電流過少と判断してしまいます。判断基準を変更する改造をするか、電流値を電球に合わせるために、バラスト抵抗を LEDと並列に接続するという対処が必要です。でも、後者は熱問題の対処をしっかりやらないと、最悪、車両火災になります。
尚、電流基準の改造については、それなりの電子技術を要しますが、電流検出をしている抵抗体の抵抗値を、使うLEDの 電流値を元に、オームの法則で計算し、得られた抵抗値のものに交換すれば、対処はできます。
電気系をいじるには、最低限、オームの法則を活用しないといけません。それをせずして、煙の出たくらいでは済まなかった人もいます。
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