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■38152 / inTopicNo.1)  ニュートラルスタートスイッチを分解せず、0円で直す方法
  
□投稿者/ Yamae   大臣(149回)-(2013/02/04(Mon) 19:32:26) [ID:z7kDHK8X]
    県名/補足(年式,Grade):[愛知県 H10 C] 
    車両型式:[20/21後期] 

    2013/02/04(Mon) 19:39:57 編集(投稿者)
    2013/02/04(Mon) 19:34:02 編集(投稿者)

    私のセルシオは、昨年、秋に、DやNのATインジケーターが、走り始めに点灯しないことがあり、定番のニュートラルスタートスイッチの寿命末期かと、交換を考えました。

    このスイッチは海外でも、交換を余儀なくされる人が多く、DIYの人たちに言わせると、トヨタにしては、珍しく故障の多い部品の上、アクセスし辛い位置にあり、交換後の調整も微妙で、不評の声が上がっています。部品も、スイッチ1個にしては、決して安くはありません。

    過去ログ2、748ページ ■15443 (2006/09/02)に、SPECIAL KAZUさんが”ニュートラルスタートスイッチ修理” という、交換をしなくても、分解・清掃・接点磨きで、対処できるという方法の紹介をされているのを見つけました。
    http://celsiorup.com/cgi/ita/itacel.cgi?mode=al2&namber=15443&rev=&no=0&KLOG=2l

    そして、そっくりその真似をさせてもらおうと私は思いましたが、分解されたスイッチの写真を拝見していて、もっと簡単な別の方法を思いつきました。分解せずに、電気的に直してしまうのですが、早速、やってみたところ、不点灯はちゃんと解消し、その後、4ヶ月程経過しましたが、問題なく、セルシオは快調に走っています。

    その方法は下の添付図/写真の左上のように、直流電源と55Wの電球を使って、接点にサージ電流を流し、それで酸化膜を飛ばしてしまおうというものです。この例では、Dの不点灯を直すために、端子4と9に電流を流していますが、右上の表に従って、閉じる接点に対して、同じことをやるのです。例えば、Nの不点灯を直すには、4と10の間で行い、さらに、5と6の間で行うのです。このとき、シフトレバーはリリースボタンを押して、シフトさせ、電球の点滅を3回行います。電球は突入電流が大きく、12Vのバッテリーを使ってこれをやると、最初の点灯時は、20A程が一瞬流れ、5A弱に落ち着きます。これを10秒間に3回のサイクルで私はやってみました。余りやり過ぎると、却って接点を痛めることを心配し、私はそのレベルで留めました。

    どうして、これで直ってしまうかを書き始めると、長くなってしまうので、時間のあるときに、別途、紹介させてもらいますが、電気接点の信頼性に詳しい方なら、上の記述だけで、直る訳はお分かりかと思います。
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■38153 / inTopicNo.2)  Re[1]:ニュートラルスタートスイッチを分解せず、0円で直す方法
□投稿者/ Yamae   大司教(150回)-(2013/02/04(Mon) 20:41:12) [ID:z7kDHK8X]
    県名/補足(年式,Grade):[愛知県 H10 C] 
    車両型式:[20/21後期] 

    > どうして、これで直ってしまうか

    を書きます。
    SPECIAL KAZUさんの写真を拝見し、接点の色が銅そのものであることと、そのサイズの大きさを知り、これでは、微少電流に対しては、長期の使用は無理だろうと私は思ってしまいました。また、その大きさから、この接点は、大電流用と言えるくらいで、2桁アンペアの電流を、流すことをしても接点が焼けることはなかろう、とも思いました。

    この時代のトヨタ車には、接点や、ガルバニック腐食に対して、対処の甘い設計がまだ残っていましたが、このスイッチはまさにその一つなのでしょう。銅に微少電流を流すのは、
    ”接点の自己クリーニングがなされないため、接触抵抗が増加し、微少電流の入り切りができなくなる可能性あり”と

    添付資料の、日本開閉器工業株式会社発行 「新・操作用スイッチの基礎」
    http://www.nikkai.co.jp/pdf/sw-kiso_ver07.pdf
    の7ページに記述されているようなことが起きてしまいます。

    インジケーターランプとECUの駆動信号を合わせても、mAオーダーですから、電流による接点のクリーニングは期待しきれず、接点グリスを塗っていても、長期の信頼性は確保しきれるものではありません。それで、このスイッチの交換がやがて、必要になるのでしょう。

    12Vの車用バッテリーと12V 55Wの電球を使い、突入電流を利用して、接点のクリーニングを私は試みましたが、結果は大成功でした。まだ4ヶ月の実績しかありませんが、多分、この先も当面は大丈夫かと思います。もし、駄目になったら、また、別途報告します。

    対処前には、数十Ωあった接触抵抗も、処置直後に、殆ど0.1Ω以下になって、最近、再測定しても、小数点以下を保っています。この様子なら、当面は大丈夫でしょう。



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