| 県名/補足(年式,Grade):[愛知県 H10 B] 車両型式:[20/21後期]
私のやり方なら、ピンポイントで発生源を調べ、発生箇所を特定してから対処を開始します。 調べるには、ゴムホースを利用して、片方を耳に当て、反対側を発生源と思われるものに次々と近接 させることで、異音源は大抵、特定できます。最近は、小さなマイクとノートPCにインストールした音解析ソフトを使って 車の横で、画面を見ながら、異音源を探ったり、耳で特定した箇所の駄目押し確認をしたりもしています。 FFTモードで調べると、周波数成分の相関関係から発生源の特定が楽です。
先日、セルシオではありませんが、ダイハツムーブのタイミングベルトカバーから出ていた異音を調べたら、中央部の やや下からでした。そこはウォーターポンプの位置でしたが、88,000kmを走った車だったので、タイミングベルト とウォーターポンプを注文し、両方とも、交換してみました。ウォーターポンプのベアリングから異音が出ていただけでなく LLCが滲むように僅かに漏れていました。しかし、エンジンの熱で水分が乾いてしまうレベルの漏れであったため カバーが付いた状態では漏れは確認できず、異音だけが聞こえていたというものでした。 交換後、異音はばっちり消えました。
症状が再現できないような故障なら、見込み修理をする場合もありますが、過去の私の経験では、なかなか決まらなかった という嫌な思い出が大半です。
尚、ゴムホースは内径が6mmのものを私は使っています。
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