| 県名/補足(年式,Grade):[愛知県/98年] 車両型式:[20/21後期]
2011/11/01(Tue) 13:34:19 編集(投稿者)
我が家のセルシオのドアロックアクチュエーターの故障は、モーターの電極間ブリッジによるものであったことを先日 報告させてもらいましたが、音の出なくなっていたCDチェンジャーでも、類似のことが起きていて、簡単に直せてしまいました。
私にとっては、2匹目のどじょうでしたが、もっと早く、これをやるべきでした。過去の書き込みや、ネットを見ると、 CDの音出ずでお困りの方が散見されるので、私の事例を参考までに、掲示板にて報告させてもらいます。
これが全てのUCF20/21のCD音出ずの解決策ではないでしょうが、私のやった方法は以下のとおりで、写真も添付させてもらいます。 なお、結論を先に書くと、モーター内のカーボンが悪さしていただけのようでした。
1、jtさんの書かれたCDチェンジャー取り外しの記事を参考にさせてもらって、外したCDチェンジャーの中身を剥き出しにした。 2、音が出ないのは、スピンドルモーターが回らないためであることを見つけた。 3、指でCDを少し回してやると、モーターは回るようになり、音も出た。 4、指で、CDに軽く触れただけで、回転が停止し、以降、回らなくなる。⇒ 起動トルクが足らない。 5、モーターのリード線の両端の電圧を測ると、約5Vある。指で補助して回すと、1.7Vに下がり、回り続ける。 6、5Vはモーターの駆動サーボ回路から来ている電圧であり、電圧としては低くはない。⇒ サーボ回路は生きている。 7、モーター自体が劣化していると判断されるが、単品入手は簡単ではない。 8、駄目元で、4つあるモーター上部の穴に、コンプレッサーを使って、圧縮空気をシューと送り込んでみたら、他の3つの穴から、黒い粉が吹き出てきた。 9、8の操作を順番に4つの穴全部に行ってみた。 10、一連の作業後、CDを再生させてみたら、問題なく、モーターは起動し、指で、CDの外周部を軽く押さえても、CDは回り続け、音も出た。 11、さらに強く押さえると、音が途切れた。もっと強く押すと、回転が止まったが、指を離すと、また回り出し、音も出た。 12、モーターに加わる電圧を測ると、起動時に一瞬だけ、約5Vが観測できるが、すぐ、1.5V程度に下がり、安定して、回転が続くようになった。
ということで、原因はモーター内部に溜まった汚れだったと思われます。
親戚が故障続きで、もう乗るのを諦めたセルシオに私は乗り始めましたが、段々と問題も減ってきました。 昔、赴任していたアメリカでは、多くの人がDIYで車を維持していて、私もそれを真似るようになりましたが、それは今も続けています。
もし、何か質問のある方は遠慮なくここでどうぞ。jtさん、許可をお願いします。
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