| 県名/補足(年式,Grade):[愛知県/98年] 車両型式:[20/21後期]
2011/10/27(Thu) 20:00:24 編集(投稿者) 2011/10/27(Thu) 19:59:38 編集(投稿者)
参考までに報告として、掲示板に書かせてもらいます。 助手席のドアロックアクチュエーターが最近機能しなくなり、交換をと思いましたが、取り外したついでに、あれこれ内部を調べる内に、修理できてしまいました。取り外すには、知恵の輪のようなところがあり、1時間ほど思考錯誤しながらでしたが、次は多分、10分でできそうです。コツは、ウインドーガイドの一番下のトルクスネジを外して、ガイドを数ミリ動かせるようにすることです。
尚、結論を先に書くと、モーターの分解掃除をしただけで、ドアロックアクチュエーターは機能するようになりました。
どうして、そうしたかと言うと、モーターの電流が極端に大きく流れた後、1秒で0.2A以下になってしまったからです。
モーターの電気抵抗を測ると、1.5Ωと異常に低く、12Vを加えると、一瞬だけ、3.5AのDC電源の電流リミッターが働いてしまいますが、1秒以内に、0.2A以下になり、その後、0.14Aに収束するのです。これはモーター内部に組みつけられているポジスタという部品の特性であろうと思われました。事実、0.14Aを流した状態での電気抵抗は80Ω余りもあり、巻き線の抵抗にしては大き過ぎです。モーターの2つの爪を曲げて、内部を見てみると、確かにポジスタがあり、他は飛び散ったブラシの粉で黒くなっていました。ブラシ間に紙を挟んでおいて測定すると、0.5Ω程しかなく、これでは、モーターはまともに回るはずはありません。
写真を添付しますが、モーター内部がブラシの磨耗粉でこってり汚れており、これが、整流子をブリッジさせていました。それを除去してみたところ、モーターは正常に機能するようになり、ドアのロックもアンロックも、運転席からのドアロックスイッチでは、ではできるようになりました。しかし、ワイヤレスリモコンキーでは、ピーという警告音がするだけで、できませんでした。これについては、ECUリセットで直り、今は、完璧に動作しています。
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